孤独のグルメ 2021 -
概要概要:郡山の商談を終え、次の商談のため宇都宮にやってきた井之頭五郎(松重豊)。商談相手の小坂里美(若月佑美)が働いているホテルの披露宴会場へたどり着く。早速商談を始めるが、小坂は「初めて任された企画なのでなんとしても成功させたい」と張りきり、五郎に次々と案を出す。小坂の熱意に押されながらも何とか商談を終え、結婚式場を後にする。すっかり空腹になった五郎は、店を探すことに。すると現れたのは赤提灯の居酒屋。昔し訪れた門前仲町の居酒屋を思い出し、どこか運命を感じた五郎。久しく食べてない居酒屋メニューに心踊らせ店に入る…。 店内に入ると、おしぼりとお通しの「枝豆」を出される。先に注文した「ウーロン茶」を飲みつつ、壁にある黒板メニューを見て、ママ(銀粉蝶)に渡された紙に「庄助ギョウザ」、「もつ煮」、「ハムカツ」、「納豆信田」、「焼き鳥(つくね・皮・ねぎ間)」、「ご飯(お新香付き)」を注文。まずはニラだらけの餃子で宇都宮を感じ、薄めでサクサクのハムカツを食べる。そこで、隣の客(益子卓郎)が注文していた「ゆずみそ」が気になりママに少し分けて貰う。味しっかりの甘めの味噌とゆず、初めての味に満足気の五郎。店の雰囲気そのままの優しい薄味のもつ煮に辛味噌を少しつけて食べていると、納豆信田が出てくる。裏返した油揚げの中に納豆とチーズを入れ揚げた、栃木のソウルフードを出汁につけて食べる。常連客(福田薫)が食べていた「唐辛子焼き」は、日頃の行いが悪いと辛いのに当たると噂でこの店の夏の儀式とサービスで五郎も食べる。五郎の日頃の行いは…。そんな中カウンターに置かれた大皿の中が気になり聞くと、ナスと一緒に入っていたのは、栃木ではよく食べるという【ちちたけ】と言うキノコ。そうめんと一緒に食べると聞き「ちたけそうめん」を追加注文し「焼き鳥(つくね・皮・ねぎ間)」を食べて待つことに。居酒屋飯のシメにキノコの出汁がよく効いた、和の極みのような味のそうめんを食べ郡山でお土産にもらった虎のデコ人形をサービスのお礼にと渡し、喜ぶママ達に見送られて退店する五郎だった。
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