め組の大吾 救国のオレンジ 2024 -
概要概要:河川敷で衣服にバーベキューの火が移ってしまった家族を助けた大吾と纏。事態が落ち着き会話を再開した大吾は、直前の出場で初めて体験した要救助者の死について、纏に思わず「あなたはどうやって乗り越えたんですか?」と聞いてしまう。しかし、纏はそれに対して「不遜だ」と言う。続けて「『全ての命を救う』そんな顔だな…」という言葉に、怒りを向ける大吾だったが、纏は「また会おう」と去っていくのだった。『全国消防救助技術大会』の東京消防庁庁内選考会へ向けた事前練習のため夢の島訓練場を訪れた不破消防署特別救助隊。そこには生姜谷消防署の特別救助隊員たち――当然、纏の姿もあった。何度練習しても生姜谷救助のタイムを超えることができない大吾たち。それでも要救助者役の碓井が筋トレをやめて体重を減らす宣言をするなど、不破救助も気合十分だ。そんな中、訓練場の近くでビル火災が発生したと無線が入る。不破救助と生姜谷救助が現場に向かうと、出火元の4階は黒煙に包まれていた。4階のネットカフェが営業中であり、多くの要救助者が取り残されていると察した大吾。一方、付近には雪と響の姿があった。雪に『め組』から与えられた任務は、ビル火災の現場で実践的トレーニングをすること。現場に居るにも関わらず、目の前の命ではなく別の未来のために行われるトレーニング。響は雪の心中を思い憤っていた。そして、大吾と駿は、纏に「不遜」と言われた“全員を助ける”救助のためビルに入っていく。
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