実録阿部定 1975 - 私は変態じゃない! 淫乱な殺人犯と騒がれた阿部定が切々と訴える女の悲しき業!
概要概要:「外の光が邪魔なのよ」「布団にもこの人の匂いが染み込んでるんだから…」。雨戸を閉め、吉蔵の匂いが逃げないようにする定。待合の狭い部屋でふたりきりになって、どれだけ経っただろうか。ふたりの交わりは、さらに未知の快楽を求めていく。吉蔵の首を絞める定は嬉しそうに言う。「吉さんがあたしの中でピックピクしてる」。だが、体が弱りはじめた吉蔵が一旦自宅に帰ることを提案したのをきっかけに、定の吉蔵への純粋な愛は純粋な欲望に直結する。「もう誰にも触らせないよ。誰にも…」。
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